正式結納の流れについて教えて下さい

Question
正式な結納ってする人はいるのでしょうか?
Answer

結納はしないという人も増えていますが、最近また結納をきちんとしようと考える人が増えています。
決して多数ではないですが、昔からのしきたりはきちんと行いたいと考える人や一生に一度のことだから簡略化せずにきちんと全て行いたいと考える人が増えたことでまた結納をしようと考える人が増えたためです。

また、格式を重んじる地域や家庭によっては結納をきちんとするべきだという考えが強く結納をするのが一般的ということもあります。
結婚するにあたって両親からの要望があったり地域柄によっては仲人を立てた昔からの正式な婚約をするということを選ぶ事もあるのです。

Question
正式な結納ってどのように進めるのでしょうか?
Answer

正式結納というと、仲人が使者となり、婚姻する二人の家をそれぞれ訪れて、結納品などを届けるのが一般的な流れです。
細かな流れや準備物は地域によって異なるので、その地域の結納の流れを知っておく必要があります。

結納を行うのは、結婚式の3ヶ月前から半年前までの期間です。
その中の大安、先勝、友引に行うのが一般的で、結納には時間がかかるので午前中から始められることが多いです。
スケジュールを合わせる際には両家の都合と仲人の都合とが合う日を選ぶ必要がありますが、仲人の予定を最優先します。

結納に参加するのは仲人、婚姻する二人、両家の親というのが一般的です。
会場はお互いの自宅で正装で行います。
しかし、最近では準礼服でも構わないとされています。

結納の準備品として両家が準備するものが結納品と婚約記念品、目録、受書です。
それ以外に男性側が準備するものが結納金、女性側が結納返しを用意します。
この準備物の内容や相場というのは地域によって異なりますのでその地域にあったものを確認して選ぶ必要があります。

費用についてはそれぞれの家が用意すべきものについては両家それぞれに準備をします。
酒肴料や車代など仲人に対する謝礼といった仲人に対する謝礼というものは折半することが一般的です。

このように結納には準備物が多くあり大変です。
そこで、最近では百貨店やブライダルサロンに問い合わせて結納品を準備してもらうという方法をとる人も多いです。
プロに依頼する方が、正しい準備もできますし手間も省けるのでオススメです。