最近は、当人同士に任せる風潮も強いですし、お金をかけずに済むことにはかけないとう考え方も広まっているので結納をしないというカップルも多いです。
しかし、歴史を重んじてきちんと段階を踏みたい人もいますし、記念に残るようにしきたりには従いたいと考える人もいますし、昔よりは結納を略式化して行えるようにもなりましたから、結納をする人も増えつつあります。
しかし、実際には結納をする人というのは結婚をするカップルの1割にも満たない数です。
ですから結納をしないということが恥ずかしいこと、おかしいことと思う必要はありません。
結婚を決め、両親の許可がもらえたら、結婚式の準備に進むものです。
結婚式の準備をするにあたって、自分たちの思うように進めていくのでも問題ないのですが、気になるのが両親同士の付き合いについてです。
結婚というのは家と家をつなぐイベントです。
そのため、やはり両親同士が顔を合わせて仲を深める機会というのは結婚式までに持ちたいものです。
結婚式を成功させること、そしてそのあとの夫婦生活をうまく進めていくためにはやはり両家の良い関係が結べることが重要です。
両家の顔合わせというと、出席者と会場、服装、内容といったものが気になるものです。
一般的には結納ほど格式張ったものにする必要はないですが、やはり少しいつもとは違う厳かなムードは出したいものです。
そこで、レストランや料亭といった場所が選ばれ、服装もスーツやワンピースといったものが選ばれることが多いです。
出席者は新郎新婦と両家の両親の6人で行うのが一般的ですが、最近では祖父母や兄弟を招くケースもあります。
ルールはありませんから、両家の意向で参加者を変えることは全く問題ありません。
結納と同じように、結婚式の半年前から3か月前に行うのが望ましく、顔合わせの日取りは当日の3か月ほど前には決めておけるとベストです。
一般的に費用は一人当たり1万円前後の食事代で考えられます。
実家が遠かったり両家の実家が離れていたりすれば、それぞれの交通費や宿泊費、結婚記念品を用意する場合にはその費用も必要です。
顔合わせは、結納とは異なるので費用の負担については様々なパターンがあります。
両家で折半することもありますし、新郎側が負担することもありますし、新郎新婦で負担することもあります。
宿泊費が発生する時には、顔合わせ費用は新郎新婦で負担して宿泊費や旅費は両親に各々負担してもらうというケースもあります。
顔合わせというのは、特にこうしなければならないというルールがあるわけではありません。
そこで、ある程度融通が利くように両家の意見や自分たちの意見をすり合わせて決めることができますから、自分たちに合ったスタイルで行うようにしましょう。