結婚するにあたって、多くの人が不安にあげるのが嫁姑問題です。
最近はテレビで様々な特集が組まれて嫁と姑の不仲エピソードが取り上げられていたり、雑誌や漫画でもこのようなものを見かけます。
そのため、自分もこんなふうにいじめられてしまったら、とか、ずっと不仲のままだったらどうしよう、とかと結婚前に不安になってしまうものです。
しかし、このような不仲は全員に当てはまるものではありません。
中にはお姑さんと仲良く出来ている人もたくさんいますし、2人だけで買い物に行ったり旅行に行ったりしている人もいます。
お姑さんとの付き合いが始まる前からあれこれと悩むのは、あまり良いことではありませんし避けるべきです。
勝手な苦手意識が芽生えてきたり、余計なトラブルを生むことになりかねません。
お互い赤の他人どうしですし、やはりお姑さんには息子を取られる気持ちや息子にふさわしいか確認しようと思う気持ちはあるものです。
ですからはじめから仲良く出来なくて当然です。
少しずつ距離を縮めていこう、仲良くなろうというスタンスで問題ないです。
長い付き合いになるのですから、焦らずじっくりと仲を深めていきましょう。
お姑さんと仲良くなりたいからとあれこれ気をまわしたり、媚を売ったりというのは逆効果です。
また、初めから頑張りすぎてしまうと後々まで長続きせずボロが出てしまいますし、逆に関係を悪化させることにもなりかねません。
そこで、程よい距離感を保ちつつ、少しずつ近づいていくことが理想的です。
仲良くなるために、まず必ずしたいことは誕生日や母の日はきちんとお祝いをすることです。
ちょっとしたプレゼントを用意したり、誕生日や母の日当日にはきちんとメールや電話を入れることも重要です。
また、その際に自分が用意したとは言わず息子である夫が選んだ、とか二人で選んだと伝えることも忘れてはならないポイントです。
次に、定期的にあったり話したりする機会は設けるべきです。
特に離れて暮らしているとなかなか会う機会も持てず疎遠になりがちです。
疎遠になれば、仲良くなるキッカケもつかめません。
そこで、電話をしたりメールをしたりする機会は設けるべきです。
折に触れて、季節の変わり目ごとには何か連絡を入れることができると望ましいです。
旅行をしたり出かけたりした時に、そこからポストカードを送るのも喜ばれます。
夫の実家に行った時にはやはりお手伝いは積極的に行うべきです。
あまり頑張りすぎても良くないですが、お姑さんが食事の支度や片付けをする際には一声かけるべきです。
台所に立つと、小言を言われたりすることもありますがめげずに手伝っていれば必ず良い方に向かいます。
二人だけで話せる時間というのは、こういう機会がないとなかなか取れないものです。
話してるうちに自然と距離感も縮まるものですから、ぜひお手伝いの時間はとりましょう。
最後に、お姑さんに対して自然に接することは一番心がけるべきです。
長い付き合いになりますから、無理にとりつくろっても疲れます。
良い嫁を演じようとせず、力を抜いて自分らしく接することが仲良くなるコツといえます。